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「ほら さっさと起きる!」 安らかな眠りを妨げるのは隣に住んでいる幼馴染だ。 オレは両親が海外へ揃って出張しているため一人暮らし。 いい年こいてベタベタしている夫婦についていく気はさらさらない。 そこに母親と仲がいい隣のコイツが毎朝こうやって押しかけてくる。 「おばさまに頼まれて毎朝来てあげてるんだからちゃんと起きなさいよね! アンタがしっかりしてくれないと請け負った私のプライドに傷がつくんだから!!」 自分から志願しといてこの言い様、大変な迷惑である。 まったくあの小さい胸のどこにプライドが詰まってるんだか・・・ ッドッゴォオオォオッ!!!!!!!!!! 「は・や・く準備なさい!!!!!」 世界を狙える蹴りが飛んできた。昔はおとなしかったくせに最近はやたらと気性が荒い。 背中をさすりつつ制服に着替え、トーストをほおばっていると 「・・・・・・・ん」 なにやら布に包まれた立方体を差し出される。C4だろうか。 「ど、どうせロクな食生活してないんでしょうからお弁当作ってきたのよ! この私がつくってきてあげたんだから感謝することね!」 これも私のプライドが〜というヤツなのだろうか 確かに最近レトルトに頼りっぱなしで身体的にも金銭的にも不安がある。 ん・・・・待てよ、 アイツの料理得意だっけ・・・? 思わず渡された弁当らしきものを凝視してしまう。 「っば、、勘違いしないでよ!アンタが栄養失調で倒れたりでもしたら わたしがおばさまに合わす顔がないのよ!!それにお弁当作るのに2個も3個も 大して変わらないしアンタのおかずはきのうの残りばっかりだし わたしの家と同じものが食べられるだけ感謝しなさい!支度できたならもう行くわよ!!」 ッズドッッゴォオオオオオオオオオォム!!!! 一気にまくしたてられ思いっきり吹っ飛ばされた。 腰をおさえる。これじゃあ学校へ行く前に病院行きだ。 アイツの姿はもう無い。案外薄情なヤツだ。アイツの性格こそ矯正してもらわねばなるまい。 無実の烙印をおさえながらドアを開けると朝日の光が一気に飛び込んできた。 すこし眩しいが爽やかな、新しい1日がはじまる・・・ DOAONLINE 移転 |
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yt
2005.3.21