止まりかたと呼称
| 年齢あるいは経験 | 初年 | 〜4歳 | 5歳以上 | ||||
| 止まりかた | 止まらず | 片口止まり 放し掛け |
止まらず | 片口止まり 放し掛け |
止まらず | 片口止まり 放し掛け |
諸口止まり |
| 呼称 |
平犬 |
留犬 お放し犬 放し犬 |
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新犬 |
古犬 | 不明 淘汰されたか? |
古疲れ 寄犬 |
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引き綱の使い分け
| 止まらず 片口止まり初期 |
片口止まり後期 放し掛け |
留犬、お放し犬、放し犬 | ||
| 係留時、普段の移動時 | 大の首縄+緤 または 大の首縄+鍍(鎖のこと) |
小の首縄+緤 または 胴縄+緤 |
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| 儀礼で | 参加の機会ナシ | 小の首縄+首輪+攣緒 (胴縄併用もあった) |
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| 訓練時 また 猟野で打ち入り前 |
大の首縄+遣縄 または 胴縄+遣縄 |
儀礼色強 | 小の首縄+首輪+攣緒 (胴縄併用もあった) |
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| 儀礼色弱 | 小の首縄+緤 または 胴縄+緤 |
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| 猟野で打ち入り後 | 大の首縄+遣縄 または 胴縄+遣縄 |
大の首縄+早走 または胴縄+早走 |
小の首縄+前後の鈴 または 胴縄+前後の鈴
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引き綱一覧
| タイプ | 名称 | 素材 | 長さ | 構造 | 接続 | 用途 | 備考 |
| 緤(きづな)系 | 木綱、緤(上古) | 山椒の木 | 二尺五寸 | 詳細不明 | 係留用、全く逆に後の早走系的な用法もある | ||
| 木綱、緤(中世) | 紺麻糸シケ打ち | 一丈二尺五寸 | 先端に一尺五寸に紫摺革といわれる力革がつき、その先に旋子(さらに小さな輪か短い紐がつくのだろう) | 首縄または胴縄の鐶 | 係留、連れ歩く時、初期訓練? | ||
| 木綱、緤(近世) | 先端に二寸の坪。 手元は端から一尺五寸のところにサクリがついた。 |
ループにして首に | 係留、連れ歩く時、初期訓練? | ||||
| 鍍、鎖 | 鉄 | 四尺五寸 | 先端に旋子まちかね、手元に四寸の鎖留 | 首縄または胴縄の鐶 | 係留、連れ歩く時 | ||
| 攣緒、牽緒 | 真紅唐糸の組み打ち、ときに紫、浅黄色。 | 二丈五尺 | 中央に紅革または紫革の二尺五寸の力革。一端に房、他端に二寸の坪。別パーツとして坪一寸付きの房 | 首輪の鐶 | 儀式で | 二つ折で用いる 神前繋ぎで繋ぐ |
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| 遣縄系 | 遣縄、遣索、はしり、はしり縄、犬はしりの縄、はすわ、走縄、はり縄、手縄 (上古) |
藁に苧を混ぜた三つ編み | 馬上用は七尋あるいは九尋三尺 | 手元を細く | 不明 | 訓練、猟(打ち入り後)、手元端は保持したままが原則 | 早走系と未分化 |
| 徒歩用は四尋一尺、三尋半 | |||||||
| 遣縄、遣索、はしり、はしり縄、犬はしりの縄、はすわ、走縄、はり縄、手縄 (くだって) |
(柿渋)染麻糸シケ打ち、または組み打ち(浅黄色、浅黄に白を打ち混ぜる流もある) | 二丈五尺、あるいは一丈二尺、一丈二尺五寸、一丈五尺 | 先端に一寸の坪 | 首縄または胴縄の鐶 | 大鷹のイヌにははしり縄、小鷹のイヌには遣縄、とする説もある | ||
| 山縄 | (柿渋)染麻糸 | 七尋半、あるいは四尋半、三尋半 | おそらく同上 | おそらく同上 | 対象がキジであり、かつ、薮が深くてヒトが入れなくて、かつ、主人の前でない場合にのみ | ||
| 早走系 | 早走、捌縄、捌索、縄、捌き、さばし、数走、類走 | 藤、葛、葉かつら(おそらくはオオツヅラフジ) | 七尺五寸または二尋 | 先端に八分の坪 | 訓練、猟(打ち入り後)、手元端は保持しないのが原則、足で踏んでイヌを止める | 主に片口止まりから放し掛けに、放し犬でも不安があれば用いた(類走、捌縄) |
copyright Ikuya Hatano 2002
放鷹道楽/Dissipation of Hawking
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